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私は片山削蹄所に2004年に入社して17年が経ちました。初めは削蹄師という仕事がどんなものかも分からない状態でしたが、高校時代の同級生が片山削蹄所に勤務しており、その代表の片山さんが削蹄の全国大会で優勝された話を聞いて「自分もやってみたい」と思い入社を希望しました。
入社して実際に牛に触れた時は正直怖かったです。牛の行動に慣れるのは大変でしたが、先輩方がアドバイスをくれたり、実際にやって見せてくれたり色々と助けてくれた事を覚えています。
ある程度、牛に慣れ牛の行動がわかり始めた頃に初めて削蹄鎌を頂きました。自分の初めての削蹄工具を手にし凄く嬉しい反面、実際に削蹄出来るのか緊張もありました。
毎日何頭かずつ削蹄させてもらい、削る限度と牛の足を持つ保定の感覚を少しずつ掴んでいきました。
入社2年目で「二級牛削蹄師」の資格を取得して翌年から牛削蹄競技大会に出場することができました。競技大会は、実際の牛を使い、牛の姿勢や歩様などを見てどのように削蹄するのかを用紙に書き入れる判断競技と40分で牛1頭の削蹄を行う実技競技と2種目あり、上位4人が全国大会に出場できます。
初めて出場した時は緊張のあまり何から始めていいのか分からなくなり、時間だけが過ぎていき大変なことになりました。何とか時間内に終わり結果も散々でしたが、なんとも言えない「充実感」があり、とても楽しい時間でした。毎年競技会に出場して全国大会に幾度も出場しましたが、まだ優勝することは出来ていません。
北海道牛削蹄師会に所属する削蹄師も多数優勝しています。当社からは片山社長、武田君と2人もの全国優勝者がいます。自分もいつかは優勝出来る様な削蹄師になれる様に精進していきたいと思います。
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