北海道にとって、酪農や畜産は欠かせない産業です。大前提として、牛や馬、豚などの動物がいてくれて成り立っています。家畜が健やかに過ごせる環境を提供することが、良質な製品づくりに直結しています。弊社は「削蹄」の技術者集団ですが、社内を8つのチームに分け、常にチーム内で行動を共にしています。かなりの頭数の蹄を切らせていただいていますが、同じ蹄でも1頭1頭、違います。硬さ、形状や長さに限らず、中には変形していたり、病気を持っていたりなど様々です。あらゆる状況を瞬間的に見極めながら削蹄することはもちろんですが、場合によってはチーム内で対策を練ったり、牧場主に相談して判断を仰ぐなど、コミュニケーションスキルも求められる仕事です。削蹄だけに没頭するのではなく、常に周囲を気にしながら、個々に考えて行動するようにしています。問題を問題で終わらせるのではなく、適切な改善策を導き、技術で提案できるような集団を目指しています。『縁の下の力持ち』ではありますが、北海道の経済を支えているという誇りと、未来への夢があります。弊社の仕事に興味を持っていただけたなら、ぜひ一度お話しをさせていただきたいです。よろしくお願い申し上げます。